アルファベットの『名前と音』
アルファベットには名前と音があります。
たとえば名前はA(エー)、B(ビー)、C(シー)・・・
ところがこれは発音とは違ったものになる場合があります。
AはAppleの時には「ア」、Angelの時には「エ」のように同じAでも違う読みになる事があります。
フォニックスとは、このアルファベットのもつ音を正確に学び、正しい発音と聞き取り力を養う英語教育の事です。音と文字の関係の規則性を学ぶことで「英語が読める・英語が書ける」という技能が身についてきます。フォネティクス(音声学)の初歩の部分を簡単に学べるように開発されたものがフォニックスです。
まず最初に学ぶ事は音と文字をあわせる作業をします。アルファベット26文字を普通に読むと、A(エイ)B(ビー)C(シー)・・・となりますが、フォニックスで読むとa(ア)b(ブ)c(ク)d(ドゥッ)・・・というような音になります。
フォニックスはVowels(母音)・Consonants(子音)・Blends(2音以上混合)・Combinations(2文字以上で1音)の4つのカテゴリに分けられます。
しかし、フォニックスが全部読めるようになったからといって、英語が簡単に読めるようになるわけではありません。規則性に当てはまる音だけではなく、読まない音も中にはありそのようなものは例外として覚えていく必要があります。
フォニックスが読めるようになると自然に英語が読めるようになり、子供たちの英語に対するモチベーションが高まっていきます。フォニックスは、今では英語学習に欠かせない存在となっています。
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